バンド機材車の維持費

バンド機材車の維持費

バンド活動をしている場合、ライブによっては地方遠征などを行うこともあります。遠方になれば自分達だけで機材を全て持ち運ぶのは難しいので、車を使って機材を移動させる必要があります。

こういった機材運搬用の車を機材車と呼ぶのですが、ギターやキーボード、アンプにドラムなどを全て車に乗せるとなるとかなりのサイズが必要です。大きい車が必要とは言っても、トラックでは荷物が動き回って傷ついてしまう可能性もありますし、幌のついていないタイプだと移動中に振り落とされてしまうこともあります。

これでは大切な機材を失ってしまうだけでなく、周辺の車や歩行者にまで危険を及ぼしてしまいます。そうならないよう、機材を運ぶにはそれに適した車を準備しなければなりません。

バンドの規模によっては軽自動車やハイエースなどで済むこともありますし、大がかりなライブともなれば機材運搬専用の大型トラックが必要になることもあるでしょう。一般的なインディーズのバンドだと、こういった機材車の準備や維持まで全て自分達で賄うことになるので、どれくらいの維持費がかかるのか知っておくことが大切です。

車の種類にもよるので一概には言えませんが、機材車と言えど維持費は普通の車と同じです。

まず自動車税として4千円から3万円ほど、これに自動車保険が安いものだと約3万円から5万円、さらにガソリン代も必要です。2年に1度は車検費用もかかり、安くても10万円程度はかかるでしょう。

ガソリン代はライブ活動の範囲によっても異なりますが、燃費の悪い機材車にしてしまえば当然ガソリン代がかさむことになります。バンドの人数や機材の内容に応じて必要な車のサイズやグレードも変わりますが、少人数でグレードにこだわらなければ車自体は50万円ほどで購入することができます。

保険もダイレクト型を選べば安く済みますし、車検もディーラー以外で行えば節約できるでしょう。お金をかけるところはかけ、節約できる部分は抑えることがポイントです。

バンド機材車の事故防止策!

バンド機材車の事故防止策!

バンドによっては過密なスケジュールや移動距離の多さがあり、機材車の事故も日々起きています。

経費節約のためにメンバー自らが運転するケースがほとんどで、深夜に移動することも珍しくありません。ライブを楽しみに待っているファンのためにも、少しでも事故を防ぐために様々な対策を講じることが大切です。

無免許や飲酒運転は避ける

まず基本的なことですが、無免許や飲酒運転、スマートフォンを触りながらの操作は絶対に止めましょう。運転している人だけでなく乗っている人もシートベルトを着用し、載せている機材が動かないように固定することも大切です。

高速道路ではついスピードを出しすぎてしまいますが、追突や横転の原因になるのでスピードは控えめにすることもポイントです。また、車の故障にも注意しなければなりません。ライブが遠方であればあるほど車にかかる負担も増えるので、出発前に必ず車両点検を行いましょう。

車両点検をしっかりする

タイヤの状態やライト切れ、エンジンの調子やバッテリーなど、万が一が考えられる部分は入念にチェックしておきます。さらに、ライブに行く途中よりも帰りの方が事故の確率が高いとされているので、余裕のある走行計画を立てることも大切です。ライブ終了後は緊張感も抜けますし、身体も疲れているので運転をミスしてしまう危険性が高まります。

疲れをとる

翌日もライブがある場合は急いで深夜に移動しがちですが、これも事故の元なので注意が必要です。また、同じ人がずっと運転し続けるのも危険です。

運転に慣れていると思っていても、実際に大型車を長時間運転するのは精神的にも肉体的にもかなり負担がかかるものです。途中で渋滞に巻き込まれたり大雨だったりと、環境に恵まれなければ更に負担は増すでしょう。

これでは集中力や注意力が散漫になって非常に危険なので、長くても2時間ごとに運転を交代するか、こまめに休憩を取ってリフレッシュすることが大切です。常にこういったことに注意することで、危険な運転を避けることができるでしょう。

バンド機材車おすすめNo1

バンド機材車おすすめNo1
出典:https://toyota.jp/

バンドのライブ活動は、全ての機材を運ぶ必要があるので大がかりになりがちです。

インディーズのバンドにとって、ライブ活動にかける費用はできるだけ節約したいところです。そのためにも、機材車はできるだけ大きく、機材とメンバーが一度に移動できるものが望ましいと言えます。

バンドの人気が高まるにつれて、練習以外のライブ活動も増えるため、過密なスケジュールの中で長距離移動しなければならないことも出てきます。

そんな中では、とにかく大きければ何でも良いというわけにはいきません。適当に選んでいると思わぬ事故を起こしたり快適さが足りず疲れが溜まるなど、活動に支障が出る可能性もあります。

おすすめNo1のバンド機材車は「トヨタのライトエース」

たっぷり積めて燃費良く走れて、かつ快適に長時間乗っていられるというのが機材車には欠かせない条件です。これを踏まえると、トヨタのライトエースが最もおすすめの機材車ということになります。

この車は、エンジンを運転席と助手席の下部分に搭載してキャブフォワードと呼ばれる状態にすることで、全長は短めに維持しつつ3列シートを可能にしています。室内の広さで言うと数ある同系統の車の中でもトップクラスに入り、機材もメンバーもたっぷり載せることができます。乗り降りや機材の積み下ろしも楽にできますし、室内の広さの割にコンパクトな車体なので狭い道でも問題なく走行することが可能です。

リヤシートは3人掛けですが座面や背もたれもフカフカに設計されているので、窮屈さを感じることもありません。金具の出っ張りも少ないので、シートを折りたたんだ時に無駄な空間が生まれず、機材をギリギリまで積み込むことができます。ただでさえ広い室内を更に無駄なく使うことができるので、荷物が多いバンドでも安心です。

気になる燃費は4人乗りの時でリッター当たり約12キロと十分ですし、両側ともスライドドアなので使い勝手も抜群です。中古ならそこまで高くありませんし、使い勝手を重視する場合はおすすめの車だと言えます。

おすすめの「バンド機材車(軽自動車)」

おすすめの「バンド機材車(軽自動車)」
出典:http://www.suzuki.co.jp/car/every/

少人数のバンドの場合は、メンバーも機材の量も少ないので軽自動車1台でも立派な機材車となります。

この車種なら自動車税も自動車保険も非常に安いですし、燃費の良い車種が多いので維持費の心配もありません。正直、サイズさえ合っていればどの軽自動車を選んでも問題ないでしょう。

おすすめのバンド機材車(軽自動車)は「スズキのエブリイ」

それでも特におすすめなのが、スズキのエブリイです。軽自動車でありながらセダンよりもたっぷりと荷物を積み込むことができますし、自動車税もわずか4,000円とお手頃です。

2人程度であれば車中泊も問題なく行えますし、燃費も良いので長距離移動もしやすいです。中古市場にもたくさん出回っているので、かなり安い価格で購入できるのも嬉しいポイントです。機材車としては非常に使い勝手の良いタイプではありますが、あくまでも軽自動車なので事故に遭った場合は心配です。

運転する際は特に注意しておかないと、機材だけでなくメンバーの身体まで大変なことになってしまうでしょう。できればメンバー全員に任意保険をかけておき、交代で運転できるように準備しておきましょう。

特に遠方へ活動しに行く場合は一人で全て運転するのは現実的ではないので、安全のためにも保険をしっかりかけておくことをお勧めします。小型車ならそもそも自動車保険の費用も安いので、費用の心配も少ないはずです。

新車で購入する場合は車両保険を付けた方が良いですが、中古で安く購入したものなら車両保険を付けていても十分な保険金は支払われないでしょう。

車両保険を付けるとかなり保険料が上がってしまうので、どちらを重視するか慎重に決めてください。バンドのメンバーが増えたり機材が多くなっていけば、どうしても小型車では物理的に難しくなってしまいます。

タイミングを見てもう1台購入するか、大型車へ買い替える必要も出てくるでしょう。購入するなら、将来的にメンバーや機材を増やす予定が無かったり、あまり遠方へ行く必要が無い場合がお勧めです。

おすすめの「バンド機材車(ハイエース)

おすすめの「バンド機材車(ハイエース)
出典:https://toyota.jp/

4人以上のバンドで機材車を探している場合、まず候補に挙がるのはハイエースでしょう。

機材車と言えばこの車というほど大人気の車で、これを買っておけば間違いないと言っても過言ではありません。基本的にはこの車を最初に検討して、新車にするか中古にするかは予算に応じて決めることになるでしょう。

なぜこんなにもハイエースが機材車として人気かというと、やはりメリットが非常に多いからです。世界的なトップメーカーであるトヨタ製の車なので、安全性や性能において非常に信頼することができます。

故障を心配する必要もありませんし、長年使用することができるという現実的な魅力もあります。もともと商用バンとして業界で長年使用されてきただけあって、大量の荷物の積み下ろしがしやすいという点もメリットの一つです。

6人乗っても機材を載せられるほど十分なスペースがあり、長距離を移動しても窮屈な思いをすることもないでしょう。仮に買い替えることになった場合、中古車としても非常に人気の高い車なのでより高値で売却することもできます。エンジンもタフで、20万キロ以上走行することができるのでコストパフォーマンスも抜群です。

正に機材車として活躍するためにあるような車なので、何を買えば良いか迷っている場合にはとりあえずハイエースにしておけば問題ありません。ただ、これだけメリットのある人気の車なので、残念ながら盗難の被害がかなり多いです。ガラスを割られたりカギを開けられたりして、機材ごと車を盗まれてしまうという話も珍しくありません。

このため、ハイエースを購入する場合はいつも以上に入念に盗難対策を行う必要があります。この点さえ解決できれば、デメリットも無く使い勝手の良い非常に頼りになる車です。

人気があるため中古でも数多く販売されており、予算に合わせたものを購入することができます。必ずスムーズなライブ活動の助けとなってくれるので、検討してみてください。