曲順は「ノリノリ→しっとり→激しく」

曲順は「ノリノリ→しっとり→激しく」

せっかく開いたライブなのに、肝心のお客さんの数が少ないとがっかりしいてしまいます。しかし、少ないとは言っても来てくれているお客さんはいるはずですから、その人達を何とかして盛り上げなくてはなりません。

お客さんが少ないからと言ってやる気を失い、適当なパフォーマンスをしてしまっても良いことはありません。せっかく来てくれたお客さんも興ざめして次々に返ってしまうかもしれませんし、何より次回のライブにも来てくれなくなるでしょう。今回来てくれたお客さんを大満足させることで、SNSなどで評判が広がり次回のライブの観客数に影響する可能性もあります。このため、今来てくれたお客さんをいかに盛り上げるかを考えましょう。

曲の順番が命

最も確実に会場を盛り上げることができる方法と言えば、やはり
です。お客さんは曲を聴きに来ている部分も大きいので、どんな曲順にするかで盛り上がりもかなり違ってきます。定番としては、最初にノリの良い曲、ある程度場が温まってきたところでしっとりとしたバラード曲、ライブ終盤に近付くにつれ激しい曲というのがお勧めです。いくら自身のある曲でも、ライブの最初からしっとりした曲にしてしまうと盛り上がるものも盛り上がりません。最初の曲はお客さんの心を掴み、楽しませるものにしましょう。

お客さんがライブを楽しみ始めたところでしっとりとした曲を演奏すると、緩急が付いてグッと興味を惹くことができます。もちろんしっとりとした曲のまま終わっては尻すぼみになってしまうので、最後は最後らしく、一番激しい曲でお客さんと演者の一体感を感じられるようにしましょう。

ライブにおいて、一番最後の曲がライブ全ての印象を決定付けると言っても過言ではありません。終わり良ければ全て良しという言葉があるように、最後に激しく一体感のある曲にすることで、ライブが大いに盛り上がったという感想を持って満足してもらうことができるでしょう。

シーンとした間を作らない

シーンとした間を作らない

ライブを盛り上げるためには、何よりシーンとした間を作らないことが大切です。これはMCに限ったことではなく、曲と曲の間やライブ開始前、終了後などライブを通した全ての時間に言えることです。ライブ前からかと疑問に感じる人もいるでしょうが、できればお客さんが会場に入った時にも音楽などがかかっているとシーンとした寂しい印象を与えずに済みます。そして、言うまでもないことですがMCや曲と曲の間も絶対に静かな時間を作らないようにしましょう。

どんなに曲の間に盛り上がっていたとしても、シーンとした時間を作ってしまうとそこで雰囲気が一度途切れてしまいます。気分も一気に冷めてしまい、ライブの盛り上がりもそこで止まってしまうでしょう。

時間をかけて徐々に気分を高めていく

盛り上がりというのは、短い時間で一気に高められるものではありません。時間をかけて徐々に気分を高めていくものなので、一度気分が途切れてしまえば再びそこに高めるまでには時間がかかってしまいます。それを繰り返していれば、時間内にライブが盛り上がるはずもありません。

シーンとした時間を一切作らないことは場の雰囲気を壊さないためにも重要なことなので、ライブが始まる前にシーンとなりがちなタイミングをどう繋ぐかシミュレーションしておきましょう。ちょっとした小話を挟むのも良いですし、短いパフォーマンスをしても構いません。事実、曲そのものよりも間のパフォーマンスなどが話題となって人気が爆発し、メジャーデビューしたグループもあるほどです。

事前にちょっとした話のネタやパフォーマンスを考えておく

事前にちょっとした話のネタやパフォーマンスを考えておき、ライブの雰囲気や空いた時間などを見計らって臨機応変に間を埋められるように準備しておきましょう。その場で咄嗟に面白い話ができる人なら良いのですが、だいたいの人はそんなことできません。せっかくの盛り上がりに水を差さないためにも、多少面倒ではありますがシーンとした間を作らないように対策を行っておくことをお勧めします。

MCは短めに!

MCは短めに!
ライブにおいて、MCもお客さんが楽しみにしている要素の一つです。

ライブはあくまでも曲を聴いてもらう場所で、MCは必要ないと考える人もいるでしょう。しかしMCは、アーティストの人間性をお客さんに伝えると共に、お客さんとの距離を縮める需要な役割も持っています。曲へ込めた思いや背景などを事前に伝えることで、よりお客さんが思い入れを持って聴いてくれるというメリットもあります。

このため、ライブの際には曲だけでなくMCの練習も欠かさずしておくことをお勧めします。ただ、いくら重要だとは言っても、ライブのメインにする必要はありません。お客さんを楽しませようとしてそれに力を入れ過ぎると、逆に早く曲を聴きたい人にイライラされてしまう可能性もありますし、話術や話の内容が下手過ぎてつまらなく感じられることもあるでしょう。これでは本末転倒なので、ライブはあくまでも曲を聴かせる場所だということを忘れず、MCは短めに済ませるということを意識してください。短い時間の中でいかにお客さんの興味を惹き、楽しませるMCができるかがポイントです。

ぶっつけ本番でやっても成功する可能性は低いので、必ず曲とは別にMC用の練習もしておきましょう。台本を用意したり、動画や録音で自分がどのように見えるかをチェックするのも効果的です。特に台本は効果大で、大まかな筋書きではなくセリフを一言一句まで用意して暗記しておきましょう。

こうすることでダラダラとMCを長引かせることもありませんし、お客さんの前で緊張して何を話せば良いか分からなくなる心配もありません。客観的に内容を見ることで、面白い内容かそうでないかも分かりやすくなるでしょう。

MCの内容が面白ければ必ずお客さんの間で話題となり、ライブを盛り上げるだけでなく多くのお客さんを集める要素にもなり得ます。ライブが近づいてきたら、曲の練習と合わせてMCの練習も忘れずに行うようにしましょう。

記念サプライズを用意する

記念サプライズを用意する
ライブに来るお客さんは、基本的にそのアーティストのパフォーマンスを見るためにやって来ます。曲やMCがメインとなるのは言うまでもありませんが、より大きな盛り上がりを目指すならそれだけでは不十分です。もちろんパフォーマンスの内容が良ければお客さんは盛り上がりますし、満足して帰ってくれるでしょう。

しかし、ライブの思い出という点で考えると、強い印象を残すことはできません。いつもと同じライブをしていては特別感がなく、いつも通りのライブという記憶しか残らないのです。これではお客さんに飽きられてしまいますし、ライブも大盛り上がりとはいかないでしょう。少しでもお客さんを喜ばせ、かつ記憶に残る大盛り上がりのライブにするためには記念サプライズが欠かせません。記念サプライズとは、名前の通りそのライブでしか見られない特別なサプライズを用意することです。

サプライズを披露することで、お客さんに大きな驚きと共に喜びや感動を与え、その時限りの特別感もあって一気に場を盛り上げることができるでしょう。記念サプライズには、特にこうしなければならないという決まりはありません。自分たちがやりたいと思うことをやれば良く、資金に余裕があれば来てくれたお客さん一人一人に記念グッズのようなものをプレゼントしても良いでしょう。

この他にも、他の人気アーティストにサプライズゲストとして登場してもらったり、お客さんと写真を撮るなど様々なものが考えられます。基本的にはお客さんが喜んで盛り上がりそうな内容なら何でも良いのですが、自分たちや一部のファンだけが楽しむようなサプライズでは意味がありません。

あくまでもその場に来てくれた全てのお客さんが盛り上がるような内容を意識し、内輪向けのサプライズにならないように注意しましょう。ライブごとに毎回サプライズを用意することで、今日はどんなサプライズだろうとお客さんも楽しみに来てくれるようになります。

お客さんのテンションに合わせる

固定のファンが付いているアーティストでもない限り、毎回ライブに同じお客さんが来てくれるとは限りません。お客さんが変われば当然ライブの盛り上がり方も変わるので、前回盛り上がったからと言って今回も同じように盛り上がる保証は無いのです。

パフォーマンス内容が大切!

ここで重要なのは、その日来てくれた人のテンションに合わせたパフォーマンス内容を意識するということです。曲の内容そのものは変えられませんが、順番やMC、パフォーマンスなどは臨機応変に変えることができます。

大人しい人が多い場合はMCも控えめで真面目路線にしたり、ある程度盛り上がるまではしっとりとした曲を持ってくるなど、テンションを見ながらライブの構成を考えていきましょう。逆にノリの良い人が多い場合は、最初からノリノリの曲を演奏してMCのテンションも高めにします。

自分が楽しむことが大切!

お客さんを更に盛り上げるために、自分もテンションを合わせていくことが大切です。とは言っても、全てのお客さんが全て同じテンションでライブを楽しんでいるわけではありません。

完璧に一人一人の様子を見ながらパフォーマンスするのは難しいので、あくまでも全体的な雰囲気に気を配る程度で構いません。テンションを気にするあまり、曲やパフォーマンスが疎かになってしまっては本末転倒です。

お客さんが盛り上がっている時は更に盛り上がるような内容、盛り上がりがイマイチな時はそれに合わせて控えめな内容にするといったように、お客さんと一体感を持つことがライブの成功には欠かせないことです。

そのためにも、ライブ中は演奏に集中しすぎるのではなく、お客さんの様子をチェックできるだけの余裕を持つようにしましょう。慣れないうちは難しいでしょうが、ライブの回数をこなしていけば緊張も取れて自然とテンションをチェックできるようになります。まずはお客さんの様子を確認する、次にテンションに合わせたパフォーマンスができるようにするなど、段階を踏んで練習していくと良いでしょう。